ヴィノテーク・グリューナー・フェルトリーナ [1993] 白 ニコライホーフ

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ニコライホーフ オーストリアの最高峰にして、ビオ・デナミのパイオニア <オーストリア> パーカー氏★★★★評価!! 醸造所はドナウ河流域のヴァッハウ地区マウテルンにあります。建物はもともと985年建造(古代ローマ時代)の聖ニコライ修道院でありました。この修道院を約110年前に現当主のサース家が買い取り、ワインづくりを始めます。 品種は主にリースリング種やグリューナー・フェルトリーナー種で、大樽による古典的な醸造を頑固に守り続けています。22haの葡萄園を全て有機無農薬で栽培。その栽培法は、哲学者ルドルフ・シュタイナーの"人智学"に基づいたバイオ・ダイナミック農法を実践しています。国内の優良ワイナリーの中で、BIOによる認定を受けたデメテール(有機農法協会)の最初の正式メンバーです。品質はオーストリアの最高峰です。 デメテール=人智学に基づいたバイオ・ダイナミック農法の普及を目的とした国際団体で、世界の3500生産者から構成される。オーストリアでは300の生産者が会員であり、その多くは農業・酪農の関係者が多くのワイン生産者は3生産者のみ。しかも瓶詰めまで行っているのはこのニコライホーフのみです。フランスではペトリュスなどが会員です。 日光をしっかりと集めるべく、葉の表面が内側に丸まっているニコライホーフの畑の葉(左)と一般の畑の葡萄の葉(中央)。 空気を含み砂の様に目の細かな土壌 化学肥料を使った畑との違いは何か?道を挟んだ別の生産者(ビオではない)の葡萄の葉を見て、一目瞭然だった。ニコライホーフの畑の葉は、全て上(空の方角)を向き内側に湾曲して太陽の光を充分浴びるようとする植物自体の生命力を感じされる。土壌は、足を踏み入れると沈み込む感触がするほど空気を含んでいる。目も細かく砂の様な土で自然界に存在するバクテリアや微生物と共存することで生きた土壌が保たれていることがわかる。 ビオ・デナミの象徴的ともいえる具体的な手法を見せてもらったが、少々現実離れをしているように思え正直驚いた。ビオ・デナミ農法の考えの根底には「太陽や月の動きが環境に及ぼす影響を考慮しながらワイン造りを進める」、「草や木に宇宙の情報を取り入れることが大事」というコンセプトがある。メス牛の角はその宇宙の情報を受信する為に生えているとされ、その角に牛糞を詰め「500番」と呼ばれる調合剤を作り、冬の間地中の埋める、これは土に直接働きかけ土壌に活力与えると言われる。また夏には先ほどの牛糞に水晶の粉を混ぜ、水で撹拌した「501番」調合剤を散布して生命力の高い樹を育てる。これらの作業は全てビオ・カレンダーに従って、効果の最も高い日に行われる。
価格:12390円
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ヴィノテーク 百年、貯めたっていい。